豊かな「市民社会」元気な「老若男女共同参画社会」を目指して、シニア世代の役割を見直し、知恵を生かして行動します
一般社団法人シニア社会学会
学会機関誌『エイジレスフォーラム』第13号
[発 行]〕一般社団法人シニア社会学会 2015年6月 A4版88ページ
ご高承の通り一般社団法人シニア社会学会は、一般市民、企業人、学識者、自治体、市民団体関係者など多彩な人びとによって構成されており、
老若同参画社会を実現するために積極的に行動することを狙いとして設立され15年目を迎えます。この間、わたくしどもは、さまざまな研究課題
に取り組む一方で会員との交流を深めてまいりました。
その成果をまとめると共により広い層にもシニア社会学会の活動を知っていただくために、
学会の機関誌「エイジレスフォーラム」を発行しております。
本号では、特集として2014年度第13回大会シンポジウム「2020年――これでいいのか、
日本!~シニア世代・若者世代からの問題提起~」を取り上げました。このシンポジウム
の狙いは、少子高齢化が進み、持てる者と持たざる者との格差が拡大し、福島原発の
後始末もついていない日本において、東京オリンピックを開催することの是非を、
シニア世代と若者世代で論ずることでした。このシンポジウムで浮き彫りにされた
世代間の格差を解消し、対立ではなく連帯の道をさぐっていくことは、今後とも
シニア社会学会にとって大きな課題と考えられます。
今年はシニア社会学会が創設されて15年の記念すべき節目の年にあたります。
本号には、15周年に寄せる会員の声を収録いたしました。超高齢社会が直面する
課題やシニア社会学会が進むべき方向性が示されております。
本書の構成は、以下のとおりです。
- 巻頭言
多死時代、終活の意義を考えて生きる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・皆川 靱一
- 特 集
第13回大会シンポジウム
「2020年―これでいいのか、日本!」
~シニア世代・若年世代からの問題提起~
コーディネーター:川村 匡由
シニア世代発言者:袖井 孝子・濱口 晴 彦
若年世代発言者:田邊 健 史・石川 公彌子
- 論文
近世相馬中村藩の災害史における地域復興についての一考察
~真宗移民と相馬仕法を事例に~・・・・・・・・・坂田 正顕
- 特別報告
健康的なまちづくりを推進するための諸条件
・・・・・・・・・星 旦二・福本 久美子・高 燕
- 研究ノート
シニアのキャリアを地元に還元できる文化の構想
――健康寿命をできるだけのばす――・・・・・・・・・押味 忠雄
現代の親孝行教育の在り方を問う ・・・・・・・・・山崎 ほなみ
- 会員の声:15周年に寄せて
秋山 憲治・有田 敬三・上田 宗央・大西 馨・小林 美代子・
佐藤 敬・杉山 由美子・花崎 良政・樋渡 康典・吉竹 弘行
- 著書紹介
『定年後 年金プラス、ひとの役に立つ働き方』・・・・・・・杉山 由美子
『スクリーンの向こうに 新藤兼人の遺したもの』・・・・・・・柴本 淑子
『シニアが拓く未来』 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・北郷 裕美
『自分で選ぶ老後の住まい方・暮らし方』 ・・・・・・・・・・・・近山 恵子
『活き逝き(いきいき)術のススメ〜ニューシニアは語る』・・・望月 幸代
『自分で決める人生の終い方』 ・・・・・・・・・・・・・・・・・望月 幸代
『よくわかる!最新 介護保険活用法』 ・・・・・・・・・・・・・・・望月 幸代
- 会員活動紹介
「一財団法人人財支援機構」 ・・・・・・・・・・・・・・竹川 勝雄
- 学会の活動状況
シニア社会塾:2014年度連続講座
研究会報告:シニア社会のリテラシー研究会・社会保障研究会・シニアのIC活用研究会
「震災と地域社会」・カバナンス研究会
- 第13回大会報告
- 設立趣意書・定款
- 会員状況・役員
- 投稿規定・執筆要項
- 編集後記
- 入会申込書
本書をご希望の方には、1部 1,500円(送料込み)で頒布いたしますので、当学会事務局までお申込下さい。
代金は郵便振替でお願いします。
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