JAAS News
第91号をお届けします
           
 シニア社会学会事務局 2007523

      < もくじ >               ページ
1.2007年度定時総会・第6回大会のお知らせ      1
2.連続講座
〜人生100年時代をどう生きるか〜 第3弾   2
3.連続講座第2弾 受講者感想              2

4.研究会報告とご案内                  3
5.シニアニュース                    3
6.年会費納入のお願い                  3

1.2007年度定時総会・第6回大会のお知らせ
今年度の定時総会・大会は既に会員の皆様にご案内しました通り、来る6月14日(木)会場は東京・市ヶ谷の日本大学会館・大講堂にて開催されます。
 大会のテーマは「エイジング社会の幸福学」
   〜しあわせに生きるための、
からだの健康、こころの健康〜
大会の最後にアトラクションとして、稲門グリークラブ・シニア会による合唱を予定しています。多数の方のご参加をお待ちしています。
出欠のハガキの締切りは6月2日です。ご都合により欠席の場合も必ず返信ハガキを投函下さいます様お願いします。                                   記
□日時:2007年6月14日(木)10:00〜17:30
□会場:日本大学会館・大講堂 (東京・市ヶ谷)
《第1部》10:00〜10:30 定時総会 <シニア社会学会会員のみ>
《第2部》10:40〜12:00 基調講演 
     <第2部以降
一般の参加も大歓迎です>
   講師:坂田壽衛氏(日本大学大学院教授、社会保険横浜中央病院名誉院長、            産婦人科医)
   演題:『エイジング社会を健康で美しく〜男性と女性でこんなに違う』
《第3部》12:00〜13:20 昼食・懇親交流会(研究会報告を含む)
《第4部》13:20〜15:30 パネルディスカッション
 『エイジング社会を健康でしあわせに生きる〜クオリティ オブ ライフの向上』
   座長:坂田壽衛氏(日本大学大学院教授)
      濱口晴彦氏(創造学園大学教授、早稲田大学名誉教授)
   パネリスト:水野恭一氏(水野クリニック院長)
         田崎美弥子氏(心理学者・東京理科大学准教授)
         池添 素氏(教育学者・らく相談室長)
         桜井登美枝氏(看護師・社会保険横浜看護専門学校副学校長)
《第5部》15:40〜16:40 会員による事例・研究発表
         会員3名による発表を予定しています。
《第6部》16:50〜17:20 アトラクション 
   合唱 稲門グリークラブ・シニア会 素晴らしい歌声を堪能下さい。

2.連続講座「人生100年時代をどう生きるか」
       トーク&コンサート・第3弾

 美しくそして幸せに生きるヒントー若さを保つ10ヵ条
    〜あなたのサクセスフルエイジングのために〜 
   尾澤 達也氏(株)資生堂顧問・日本化粧品技術者会名誉会長
幸せとは一体どういうことか。衣・食・住にこと足り、満足すればいいのだろうか。
環境とは何か。私たちは、環境の影響を五感で受けている。五感の情報は、脳に伝えられて、こころの変化に影響を与える。こころとからだは、皮膚でつながっている。化粧品のことを英語では、コスメチックという。宇宙の秩序は、コスモス。皮膚は、自分と他人、さらには、自分と自分の外の外部環境を分けている壁なのだ。そして、こころと命を包むふくろでもある。化粧品の効用から、サクセスフルエイジングを考える。

シニアハーモニカ奏者:鳴瀬 速夫(世界コンテスト入賞・日本ハーモニカ連盟審査員)によるバッハ・モーツアルトの演奏 

1.日  時  2007年6月8日(金) 午後3時〜5時(開場230分)
2.会  場  (財)早稲田奉仕園 リバティホール
   169-0051 東京都新宿区西早稲田2丁目31  電話番号: 03-3205-5411.
.参 費  会員 1000円  一般 1200円
4. 申し込み  参加ご希望の方は、FAXまたはE-mailでお申し込みください。
        電話&FAX03-5778-4728  E-mailjaas@circus.ocn.ne.jp
       (事務所オープン:月・水・金)会員以外の方のご参加も歓迎です。

3.「人生100年時代をどう生きるか」トーク&コンサート(第2弾)
   参加者感想

“人と人とのつながり”の積み重ねこそが、心豊かな社会をつくる
   〜人はパンのみにて生くるにあらず〜
     濱口 晴彦氏(創造学園大学教授・早稲田大学名誉教授)
濱口教授は河上 肇の『貧乏物語』の中で、河上が最も問題視していた第三の貧乏に着目する。つまり、われわれにとって大切な肉体(ボディ)、知能(マインド)、霊魂(スピリット)、この三つを自然に発達させ、維持するのに必要なだけの物資を得られない貧乏、これはまさに現在いわれている「格差」の問題であり、ワーキングプアというよりもワーキングミゼラブルというべきものだ。これをどうすれば無くすことができるか。この観点から考えるべきだと語る。また、アポリネールの詩(堀口大學訳「ミラボー橋」)から「日も暮れよ 鐘も鳴れ 月日は流れ わたしは残る」のフレーズを引用し、生きることは時間であり、関わりあうことであり、その自己を錆び付かせず、絶えず向上させることを心がけるべきであると説く。人々が久しく求め続けてきた「心豊かに生きられる社会」への道筋を解くキーワードは「自ら」「やさしさ」「地域社会」であることを教授は熱く語り、感銘を与えた。引き続き行われた進士(旧姓:橋本)祐子のピアノ演奏は自身の作品と即興演奏を含めて、すばらしい才能を感じさせるものだった。(会員・大木壯次)

4.研究会報告とご案内
□老若共同参画社会研究会
20回「老若共同参画社会」研究会開催報告
518()早稲田大学高田牧舎2階人総研会議室で11名が参加して開催されました。テーマは、前回に引き続き「『シニアからの52の提言』の再整理について」の報告と討議でした。尚、濱口座長から当研究会の今後の進め方について提案がありました。
21回「老若共同参画社会」研究会のご案内
615()17時から19時まで、早稲田大学高田牧舎2階人総研会議室で行ないます。テーマは、「『シニアからの提言ハンドブック(仮称)』作成作業について」討議します。問い合わせ等のある方は、事務局当研究会担当の島村までお願い致します。

5.シニアニュース
沖藤典子氏(ノンフィクション作家)と黒澤真澄氏(LEC東京リーガルマインド大学・進路支援センター長)との公開対談
ニートや引きこもりなど、家族だけでは解決できない問題が多々あります。多方面から子育てについて取り組んでいらっしゃる沖藤氏と、キャリアカウンセラーとしてニート問題に当たっている黒澤氏との対談です。ぜひご参加をお勧めします。

日時:6月9日(土)13:30〜15:30
場所:横浜市 開港記念会館 7号室
   (みなとみらい線 日本大通駅下車 徒歩1分)

テーマ:「〜ニートや引きこもり〜 本人や母親のせいですか?」
主催:かながわ女性会議
連絡先:かながわ女性会議事務局   電話:0466−27−4089

6.年会費納入のお願い
会員の皆様のお手元に、シニア社会学会第6回定時総会・大会のご案内と共に、年会費振込用紙を同封しています。シニア社会学会は会員の皆様の年会費で運営しておりますので、納入期限6月30日までにお振込みいただきます様、お願いいたします。
尚、6月14日の総会当日、会場受付でも納入できます。
                                               以上