JAAS News第53号をお届けします。
シニア社会学会・事務局:2004.10.15
1.「運営サポーター」(仮称)募集のお知らせ
全国各地のアクテイブな会員の方に「シニア社会学会・運営サポーター」(仮称)になっていただき、メーリングリストを通じて日常的な気軽で率直な意思疎通を行うとともに、地域のニーズの汲み上げ、学会活動や運営についての意見・提言等を出していただくことにより、当学会活動の活性化を図ることを目的として「シニア社会学会・運営サポーター」制(仮称)を、事務局長を責任者としてスタートさせることになりました。
次の要領で、会員のみなさまから「運営サポーター」を募集しますので、メール・アドレスを保有している方で応募される方は10月29日(金)までに事務局へお申出ください。
1)25名前後で運営サポーター制をスタートさせると同時に事務局員も加えたメーリングリストを開設し、日常的に意思疎通を図ることを通じて種々の意見や新しい発想を得て、今後の学会運営に活かす。また、適宜Web上で拡大事務局会議を開催して、事務局機能の強化を図り、運営委員会等にも提案・反映して行く。
2)具体的には、手始めにJAAS News、ホームページ、学会誌等のモニターになっていただくとともに、「会員の声」の投稿や地方ニュース等を提供して頂くほかに、衆知を集めるテーマについて意見・提案をお願いする。
3)将来、各地域でのイベント(シニア社会塾、出前講座、場合によっては、大会の地方開催も視野に)等を行う場合の受け入れ準備・推進・運営の中核になっていただく。
4)必要に応じ「シニア社会学会・運営サポーター」の肩書を名刺等でご利用いただく。
2.「仙台シンポジウム:ワークステーション湯田・沢内訪問ツアー」募集(再掲)
シンポジウム:テーマ「これからのシニアに期待されるもの」。袖井孝子・濱口晴彦両氏ほか5名によるシンポジウム。
ツアー日程:11月21日(日)シンポジウムin仙台13:00〜15:00・会場:メトロポリタン仙台。
11月22日(月)ワークステーション湯田・沢内訪問 10:00〜14:00<東京帰着18:54予定>
費用:全行程参加の場合、約48,000円<1泊2食>
参加オプション:会員外の方や日程の一部参加も歓迎。
申込は10月29日迄に事務局・武者へ。
3.研究会報告(順不同)
[社会保障研究会]
10月6日(水)18時からお茶の水女子大学で21名が参加して開催。小島 茂氏(連合・総合政策局・生活福祉局・局長)を講師として「年金制度の課題と今後の抜本改革に向けて」と題する講義と質疑が行われました。
次回は10月26日(火)18:30から・お茶の水女子大学・生活科学部本館315室にて。講師:松井博志氏(日本経団連・国民生活本部長)を予定。
注意:前回予告の11月10日(水)は講師の都合で変更しましたので11月の開催予定はありません。
[望ましいシニア像研究会] 第20回は10月8日(金)早稲田大学高田牧舎2階人総研会議室で21名が参加し開催。
2グループの代表4人の研究発表と11月の合宿研修会に関する連絡がありました。研究発表は、中村英昭氏の『次世代との関わり』、藤森洵子氏から『高齢者の自立についての一考察』と題した研究報告。また、伊藤参午氏からの『シニア世代の生き方、考え方の調査について』、福元公子氏の高齢社会対策基本法をベースにした『高齢者に対する社会施策』について夫々報告がありました。次いで11月5・6日の合宿研修会の実施要領について指示があり、参加者は事前にレポート集に目を通して参加することとしました。
次回予定:11月5・6日・1泊2日の合宿研修会で実施の予定。場所は(財)大学セミナー・ハウス。研修会では、当研究会発行予定の報告書第2号の「提言」作成に向けての意見交換・整理を行ないます。照会は事務局・島村まで。
[次世代育成支援研究会]11月の開催予定
11月11日(木)18:00〜20:00・会場:南青山『子育てひろば「あいぽーと」』、講師:石井和子氏(鎌倉市子ども局推進担当)、テーマ:地方自治体の次世代育成支援政策は?<地方分権の流れの中で>についてお話がある予定。参加等問合せ:事務局・武者まで。
4.イベント紹介
「三世代交流・子どもNPOメッセ 」開催“子どもを真ん中に、世代を超えてつながりあう あったかい地域社会づくり”期日:10月30日(土):会場:港区赤坂子ども中高プラザ(愛称“なんで〜も”)最寄駅:地下鉄千代田線
「赤坂」出口5B・徒歩5分。
子どもから中高年・お年寄りまでの一般の方、子育て関連NPOおよび団体、高齢者関連NPOのほか企業が参加するメッセ。シンポジウム、ワークステーション、ブース展示などの企画あり。シニア社会学会も運営委員として参加していますので是非ご参加を。
5.新刊書紹介(会員:川井萌未氏寄稿) 冨田順子著『家族がしあわせになる体と心の在宅介護』四六判264頁 実業之日本社 04年9月刊 1500円+税
著者の冨田順子さんは1943年生まれ、ホームヘルパー1級の資格を生かし大阪で在宅介護支援に携わっています。98歳で亡くなった姑との同居経験に加えて現在96歳の実母と同居。実体験と永年の観察に基づいた独自の老人介護術は、よく見聞きするヘルパーの視点とは全く違うものです。問題老人と言われた利用者たちが、彼女の手にかかるとたちまち“素直なお年寄り”に変身。さらにそこから自分の老後のあり方にも視点を拡げているのは、他に例がありません。「80歳からが本当の老後」と説く介護の現場を熟知したヘルパーならではの、誰にとっても避けて通れない“老いとの付き合い方”ヒントがいっぱい。<目次>第1章
ヘルパー仕事はこんなに面白い/第2章 私が出会ったさまざまなお年寄り/第3章
ヘルパーにも家族にも役立つ冨田流介護術22のヒント/第4章 中高年必読 理想的な老人になるために(付録)これだけは知っておきたい介護の基礎知識。
6.事務局から:新会員紹介 <5月以降10月13日までの新規入会の方々(加入順・敬称略)>
個人会員:石倉裕美(神奈川)・加藤文雄(神奈川)・本多真美子(神奈川)・吉田真人(東京)・江川やよい(東京)・太田恵子(東京)・須永誠一(東京)・山部 紘(千葉)・安藤鉄也(千葉)・大島憲子(千葉)・大多和國男(神奈川)・黒澤真澄(神奈川)・風間嘉隆(神奈川)・菅原重道(大阪)・中村英昭(埼玉)・福谷芳浩(愛知)・宮本厚士(千葉)・渡辺啓巳(茨城)・飯田康夫(埼玉)・森山 浩(東京)・井手口ヤヨイ(広島)・高橋忠昭(静岡)・田中正子(神奈川)・笹森紀代(東京)・叶内路子(東京)
団体会員:「特定非営利活動法人“生活・福祉環境づくり21”」(東京)・「財団法人・全国退職教職員生きがい支援協会」(東京)・・・・・<以上、個人25名・2団体>
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