JAAS News 第65号をお届けします。     
               シニア社会学会事務局 
2005.9.2

1.【シンポジウムin新潟:エイジレス社会をめざして】が開催されます。
日時:2005年10月8日(土)午後1時〜4時半、会場:新潟市万代市民会館6階ホール趣旨及び目的:年齢にかかわりなく、個人がその持てる能力を活かし、社会に参加するエイジレス社会、高齢者が次世代育成に協力する「老幼共生社会」の実現を目指します。
基調講演:袖井孝子氏(お茶の水女子大学名誉教授・当会副会長)
シンポジスト:度山 徹氏(厚労省・少子化対策企画室長)、篠田 昭氏(新潟市長)、小林美代子氏(パワフル・エイジング研究会代表)
コーディネーター:沖藤典子氏(ノンフィクション作家・当会理事)。
入場料:800円  主催:シニア社会学会 共催:パワフル・エイジング研究会
参加ご希望の方は、シニア社会学会事務局・担当武者宛お問い合わせ下さい。また、当日直接会場にお越し頂いても入場可能です。多くの方のご参加をお待ちしております。               (武者・記)
2.研究会活動報告
第1回「老若共同参画社会」研究会開催のご案内
「望ましいシニア像」研究会は、7月開催の第28回をもって終了しました。濱口研究会では新たに、「老若共同参画社会」研究会をスタートさせることになりました。
1回「老若共同参画社会」研究会は、9月16日(金)17時から19時まで早稲田大学高田牧舎2階人総研会議室で行ないます。「老若共同参画社会」の構築は、当シニア社会学会の原点であり、本年度の活動計画にも明示されています。第1回のテーマは、新研究会の運営について意見交換を予定していますので、是非とも多数の方の参加を期待しています。
お問い合わせ等は、事務局当研究会担当の島村までお願いいたします。(島村・記)

◆次世代育成支援研究会
8月11日(木)18:00〜20:00、講師に度山 徹氏(厚労省・少子化対策企画室長)をお招きして、「次世代育成支援対策推進法の現状など最新の情報」について伺いました。@2004年の合計特殊出生率、A「子ども・子育て応援プラン」の策定、B次世代育成支援対策推進法の本格施行等について、図形チャートをもとに大変詳しく現況を伺いました。現在の日本の状況、国としての対策などが良く理解できた研究会でした。
次回は、9月8日(木)18:00〜、南青山の子育てひろば「あい・ぽーと」にて開催されます。講師に前田 次啓氏(神奈川経営者協会前会長・日経連理事)をお招きして、テーマ「次世代法への企業の動向」について、お話を伺います。皆様のご参加お待ちします。            (武者・記)

雇用における年齢差別研究会
8月は休会としました。9月は、
期日:9月12日(月)18:00〜20:00
場所:慶應義塾大学三田校舎 研究室棟4階 446会議室
議題:
@「エイジレス度指標」の最終案の検討 A本格調査に向けた行動計画
の予定です。         (黒澤・記)

◆ユニバーサル・デザイン・スタディ(UDS)研究会
UDS研究会例会は、8月9日(火)開催され8名の参加がありました。「上野トイレマップ」アンケートの検討や、今後の方向について討議が行われました。

次回は9月14日(水)午後6時から、原宿・アエカ事務所で行います。
              (井上・記)

社会保障研究会
第12回社会保障研究会は、下記の通り開催いたします。
日時:9月21日(水)18:00〜20:30
場所:お茶の水女子大学・生活科学部本館315室
講師:ハラルト・コンラット博士(ドイツ--日本研究所 研究員)
テーマ:「ドイツの年金と介護保険---現状と課題」
なお、講義は日本語で行われます。
10月度定例会は、シニア社会学会主催で開催されます下記のシンポジウムに合流しますので、是非ご出席をお願い致します。
タイトル:「年金:ヤング対シニア〜世代間の連携は可能か〜」
日時:2005年10月29日(土)13:30〜16:30)
場所:お茶の水女子大学 共通講義棟2号館 201室
基調講演 橋本 泰宏氏 厚生労働省年金局年金課 企画官 (森・記)

3.シニアニュース(会員・川井眞理氏より)
私の知人・小玉文吾さん(兵庫県在住の70歳、高齢者総合福祉施設「あしや喜楽苑」施設長)が、今年1月に「シニアライフを楽しくする生旬(せいしゅん)ノート」を、8月に「ビジネスマンのための生旬ノート」を、在阪のAP出版社から出されました。
ノートの趣旨・性格は巷にブームのエンディング・ノートとは対極にあり、死を考える前に必要な“エンジョイイング・ノート”(=人生を楽しむノート)といった位置づけです。記入式になっており、自分を振り返って棚卸ししながら、定年後の楽しみやライフワークをどう見つけていくかといった「地域活動入門書」にもなっております。
「生旬ノート」は既に退職された方向き、「ビジネスマンのための生旬ノート」はまだ在職中の方向けです。小玉さんご自身の経験から編み出された独自のノウハウ満載のノートを、沢山のアクティブ・シニアの方々にお読みいただきたくご紹介させていただきました。

サイズはA4判2色刷りで、「シニアライフを楽しくする生旬ノート」は64頁で税込1200円、「ビジネスマンのための生旬ノート」は32頁税込800円。
URL
 http://www.kk-ap.co.jpで詳細がご覧いただけます。書店では販売しておりませんので、問合せはAP出版までお願いいたします。
AP
出版(有)編集部 TEL0669443040(代)FAX0669443041             (文責:大阪・余暇文化研究所・川井眞理)

【編集後記】会員のみなさま、残暑お見舞い申し上げます。蝉の声をかき消すような選挙宣伝カーのスピーカーが街中を駆け抜けています。9月11日の投票日まであと10日足らず、少子高齢社会の行く末を決める総選挙、じっくり考えて投票したいと思っています。
11月29日には、当学会の福原義春・新会長をお迎えして、会員のみなさまとの対話と交流の場「福原会長を囲む会」を企画中です。詳細は後日お知らせの予定ですので、ご期待ください。        (事務局・都築・記)