JAAS News第62号をお届けします。
    シニア社会学会・事務局:2005.7.8.


・・・・目  次・・・・
1.第4回シニア社会学会の定時総会・研究発表大会報告(その1)
2.各研究会からのお知らせ
3.懇親ゴルフ会開催の案内
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1.第4回定時総会・大会の結果の概要を報告します
6月25日(土)、第4回定時総会・研究発表大会が早稲田大学・大隈小講堂で開かれました。梅雨の季節でしたが、天候にも恵まれ盛会でした。
(1)総会の部:
冒頭、総会の議決権者数は357名、出席者数は186名(開会時出席者:42名・委任状:144名)で定足数179名を超えており総会は有効に成立していることが報告され、桂山理事の司会で定刻に開始されました。濱口晴彦氏(理事・運営委員長)を議長に選出して、5つの議案について都築賢二氏(理事・事務局長代理)から報告・説明がなされ審議が順調に進みました。各議案は出席会員の満場の拍手をもって、いずれも原案通り承認されました。

(2)研究発表大会の部:(出席者・84名、内非会員・9名)
研究会活動報告
研究会活動報告は、下記5研究会について発表されました。各研究会がそれぞれのテーマに真摯に取り組んでいる様子が直接伝わって来る内容でした。会場からはあの研究会に参加したいという声が聞こえて来ました。
 ○雇用における年齢差別研究会
  ○望ましいシニア像研究会
  ○次世代育成支援研究会
  ○ユニバーサル・デザイン・スタディ研究会
  ○社会保障研究会
                              (詳細は次号でご案内します。)


□パネルディスカッション&タウンミーティング
「少子化・人口減少社会に挑むシニアの役割〜2007年問題を考える」
お昼休み直後に始まったパネルディスカッション&タウンミーティングは、コメンテーター加藤理事、パネリストとして清家副会長・濱口理事・望月幸代氏(ミズ総合企画代表)、コーデイネター坂東理事・守永理事両氏のもとで開かれました。近年2007年問題と呼ばれるようになったこのテーマについて、「シニア世代は自分の後半生をどう生きるか」また「シニア社会学会の果たすべき役割は」という視点から各パネリストの忌憚のない見解が披露されました。シニア社会学会への期待と要望が浮き彫りになったことは、大きな成果でした。(詳細は後日ご案内します。)


会員による研究・事例発表
事前に応募のあった5名の会員から多岐に亙るテーマの発表がありました。各氏ともに堅実な調査・考察に満ちたもので、単に発表大会での披露で終わるのは勿体ないとの声が多くありました。 (詳細は後日ご案内します。)

(3)懇親会の部:(出席者・45名)
予定されたプログラムがほぼ定刻に終了した後、「大隈ガーデンハウス」で懇親会が開かれ、高畑副会長の乾杯の音頭で今回の成功を祝いました。桂山理事司会のリードで、遠路参加した会員のスピーチを交えて和気藹々のうちに参加者の交歓が約1時間半続き、全ての行事を無事終了しました。


[総括]
今回の大会は、プログラムの構成・内容ともに好評だったことは事後のアンケートでも浮き彫りになりましたが、それに比し参加者数が少なかったことなどの問題点も残しました。なお、この62号では概括的な報告としましたが、次号以降でやや踏み込んだプログラム紹介を予定しています。


また、学会誌『エイジレスフォーラム・第3号』が総会当日発行され、来場の会員に配布しました。来場されなかった会員には追って郵送でお届けする予定です。(黒澤・記)

2.各研究会からのお知らせ
◆ユニバーサル・デザイン・スタデイ研究会(UDS)
次回は7月12日(火)午後6時30分からアエカ事務所で行う予定です。
(井上・記)

◆次世代育成支援研究会
7月度は、7月14日(木)18:00〜20:00、南青山子育てひろば「あい・ぽーと」2階多目的室にて、広岡守穂氏を講師にお招きして、次世代支援行動計画において『企業調査から見えたもの』をテーマにお話しをお伺いする予定です。是非、多くの方のご参加をお待ちしています。
次世代育成支援研究会は、毎月第2木曜日に開催しています。8月以降の予定は次の通りです。

・8月11日 (木) 度山 徹氏(厚労省少子化対策室長)
・9月8日(木) 前田 次啓氏(神奈川県次世代関連の協議会会長)
10月13日(木) 山極 清子氏 (資生堂CSR部次長) (武者・記)
◆社会保障研究会
次回は、講師:高原 亮治氏(上智大学総合人間科学部社会福祉学科教授、財団法人 日本医療機能評価機構 副理事長)。 
日時:7月20日(水)18:00〜20:00。
場所:お茶の水女子大学 生活科学部本館。
テーマ:「現代医療史と平成18年医療改革」で開催されます。
(お詫び:JAAS News第61号の記事の中で一部誤りがありました。お詫び致します。)(森・記)
◆雇用における年齢差別研究会
次回は、7月21日(木)18:00〜20:00、慶應義塾大学三田校舎研究室棟4階446会議室で開催する予定となっています。「企業のエイジレス度指標」の本調査に向けた具体的活動計画の策定・戦略の検討に入ります。当研究会はシニア社会学会の「行動する学会」の体現を目指しています。新たな参加者を心よりお待ちしています。 (黒澤・記)
◆「望ましいシニア像」研究会
次回は、7月22日(金)17時〜19時まで早稲田大学高田牧舎2階人総研会議室で行ないます。テーマは、@濱口座長による「老若協同参画社会基本法」についてのレクチャー A当研究会の今後のテーマについての意見交換です。お問い合わせ等は、事務局当研究会担当の島村まで。(島村・記)

3.JAAS懇親ゴルフ会開催のご案内 
会員のみなさまの中には、ゴルフが好きな方も多くおられると思います。“健康増進にスポーツを!
この度、厚生労働省でも具体的な指針を出しましたが、懇親並びに健康増進を目的として“懇親ゴルフ会”をやろうではないかとの声が高まりました。詳細は未定ですが、猛暑の時期を避け、9月下旬頃に東京近郊の割安なコースでセッティングしたいと考えています。

つきましては、「興味のある方、参加してもいいなあと思われる方」は、先ず事務局ゴルフ係(島村)宛FAXまたはE-Mailでご連絡ください。
なお、当ゴルフ会の世話役(仮)は、島村健次郎と貴志義孝です。詳細については、後日JAAS Newsでお知らせしますのでお楽しみに。(島村・記)

4.編集後記
年次総会・大会が無事終了しました。今回も多くのサポーターのみなさんに支えられ、スムーズな進行・運営ができました。紙上を借りて厚くお礼申し上げます。それぞれの各論の詳細は次号以降にてご紹介する予定ですので、楽しみにお待ちください。また、この大会準備を通じて、次の方が事務局に参加されることになりました。井上雅之さん、黒澤眞澄さん、鈴木善二さん、土岐啓子さんの4人です。暫くは助走期間となりますが、どうぞよろしくお願いいたします。また、当会設立以来事務局でご活躍された大野耕一さんがご家庭の事情で退任されました。大野さん、長きに亘り有難うございました。今後ともご指導よろしくお願いいたします。(都築・記)